飲み会を主催し続けることを、ゆるす

自分をゆるす

私は特に利益も取らずに独身男女を対象にした飲み会を定期的に主催してきました。
私同様に、周囲に献身的に尽くし、一見“お人良し”のように見える人も、実は仲間や社会や環境を分析して行動してるということはないでしょうか。
今回は、一見無意味なリーダーシップであっても実は有意義だという心の整え方を見ていきます。

未婚率が高い就職氷河期世代にこそ「交流の場」が必要

40代の独身者は、親の介護や仕事の責任も重なり、日々の孤独やストレスにさらされがちです。

特に就職氷河期世代は社会的にも孤立しやすく、気軽に心を開ける相手が少ない現実があります。

そんな中、安心して参加できる飲み会の場は、言い換えれば交流の場であり、ただの娯楽以上の意味を持つと考えます。

幹事スキルを活かせる場があることは自己肯定に繋がる

職場でも飲み会幹事を任されることが多かった私にとって、段取りや人を集めることは得意な分野でした。

この力を、職場外の人間関係に活かせていることは「役に立てている」という実感を持つきっかけにもなります。

自己肯定感は、他者との関わりの中で育つものだと再確認しています。

利害関係のない友人関係を築ける貴重なチャンス

社会人になると、仕事関係以外で新たな人間関係を築くのは難しくなります。

同年代で悩みを共有できる友人ができる場は、それだけで人生の安心材料になります。

そんな場所を提供できている自分を、少しは認めてもいいのかもしれません。

自分がお酒好きでもないのに飲み会を主催し続けていることに疑問や虚しさを感じることもあります。

でも、社会的孤立を感じやすい40代独身男女にとって、安心して集れる場の価値は計り知れません。

また、自分の得意分野を活かせていること、そこに笑顔が生まれることは、目に見えない貢献です。

自分自身の行動に意味があることを信じて、今日もまた交流の場をつくる自分をゆるしていこうと思います。

ゆるすことは、発想の転換によって心を整えていくことです。

あなたは今日、何をゆるしましたか?